CHPT.9 ポアクリアセラムには、公式で角栓汚れの洗浄に着目した4種の成分に加え、AHAとしてグリコール酸、BHAとしてサリチル酸が配合されています。
さらに、フラーレンやスクワラン、ホホバ種子油などを含む17種の美容成分、5つのフリー処方も案内されています。
ただし、「サリチル酸が入っているから角栓が取れる」「AHA入りだから毛穴悩みが改善する」など、ひとつの成分だけを見て商品の効果を判断するのは避けたいところです。
この記事では、現在確認できる公式情報をもとに、角栓汚れの洗浄に着目した成分、AHA・BHA、17種の美容成分、オイル成分、フリー処方について整理します。
ポアクリアセラムの成分設計を最初に整理
まずは、ポアクリアセラムで紹介されている主な成分を大きく分けて見てみましょう。
| 成分グループ | 公式での位置づけ |
|---|---|
| 4種の成分 | 角栓汚れの洗浄に着目した成分 |
| グリコール酸 | AHAとして掲載 |
| サリチル酸 | BHAとして掲載 |
| 17種の美容成分 | 保湿・ハリを与える成分として配合 |
| 5つのフリー処方 | 合成着色料・パラベン・アルコール・サルフェート・鉱物油を使用しない処方 |

成分を見るときは、サリチル酸やグリコール酸など目立つ成分だけで判断するのではなく、複数の成分を組み合わせた処方全体と、洗い流して使う商品であることまで確認しておくと特徴をつかみやすくなります。
公式ページでは、各成分の位置づけや商品についての案内も確認できます。
また、上のイラストにある商品は説明のためのイメージ画像で実際の商品とは違います。こちらも公式サイトで実際に販売されているポアクリアセラムをチェックすることが出来ます。
掲載内容は変更される可能性があるため、購入前には最新情報を確認しておくと安心です。
ポアクリアセラムの4種の角栓洗浄成分とは?
公式LPでは、次の4成分が角栓汚れの洗浄に着目した成分として紹介されています。
| 成分名 | 見方のポイント |
|---|---|
| パルミチン酸エチルヘキシル | 油性の基剤などとして化粧品に使われる成分 |
| ジカプリン酸ポリグリセリル-6 | オイルをなじませて洗い流す処方を構成する成分のひとつ |
| ジカプリリルエーテル | 化粧品で油性成分として使われることがある成分 |
| ジオレイン酸ポリグリセリル-10 | 油分と水分をなじませる目的などで使われることがある成分 |
公式の広告では強い表現が使われている箇所もありますが、注釈では「角栓汚れを洗浄すること」とされています。
そのため、この記事でも「角栓を溶かす成分」「角栓を崩壊させる成分」とはせず、角栓汚れの洗浄に着目した4種の成分として整理します。
4種類それぞれに毛穴への効果を当てはめるより、皮脂汚れなどになじませ、乳化して洗い流す処方の一部として見るほうが分かりやすいでしょう。
ポアクリアセラムにはAHA・BHAも配合
ポアクリアセラムの成分を調べるうえで、特に確認しておきたいのがAHAとBHAです。
公式LPでは、AHAとしてグリコール酸、BHAとしてサリチル酸が掲載されています。

AHAとしてグリコール酸を配合
AHAは「α-ヒドロキシ酸」と呼ばれる成分群で、グリコール酸はそのひとつとして知られています。
ポアクリアセラムでは、公式がAHAとしてグリコール酸を紹介しています。
ただし、グリコール酸が配合されているからといって、医療機関で行われるケミカルピーリングと同じものではありません。
ポアクリアセラムは、肌になじませたあとに洗い流す化粧品です。
BHAとしてサリチル酸を配合
公式LPでは、BHAとしてサリチル酸も掲載されています。
ポアクリアセラムについて確認できるのは、公式でBHAとしてサリチル酸が配合されていることです。
AHA・BHAの配合濃度は公開されている?
今回確認した公式情報では、グリコール酸とサリチル酸の詳しい配合濃度までは確認できませんでした。
そのため、「高濃度」「強力」「○%程度配合されているはず」といった推測は避けます。
AHA・BHAが入っているという情報だけで強さを判断せず、商品の使い方も含めて確認しておくことが大切です。
AHA・BHA入りなら角栓が必ず取れるわけではない
AHA・BHAは目を引きやすい成分ですが、ポアクリアセラムはそれだけで構成された商品ではありません。
公式で角栓汚れの洗浄に着目した4種の成分や、複数の美容成分などを組み合わせ、乾いた肌になじませたあとに乳化して洗い流す設計です。
実際のなじませ方や乳化の手順を詳しく確認したい場合は、使い方の記事も合わせて確認してみてください。
⇒ ポアクリアセラムの使い方は?乳化の方法やW洗顔まで詳しく解説
17種の美容成分はどんな構成?
公式LPでは、保湿・ハリを与える成分として17種の美容成分が掲載されています。
- フラーレン
- スクワラン
- トコフェロール
- ホホバ種子油
- ツバキ種子油
- コメヌカ油
- ヒマワリ種子油
- マカデミア種子油
- ユズ種子油
- ゲットウ葉油
- アーモンド油
- コーン油
- チャ種子油
- テリハボク種子油
- シイクワーサー種子油
- カニナバラ果実エキス
- メドウフォーム種子油
種類が多いため、一つひとつを詳しく追うより、全体をグループで見るほうが分かりやすいです。
スクワランやホホバ種子油、ツバキ種子油、コメヌカ油、ヒマワリ種子油など、オイル系の成分が多く含まれています。
一方で、フラーレンやトコフェロール、カニナバラ果実エキスなども掲載されています。
公式では、これら17種を保湿・ハリを与える成分として配合していると案内しています。
「17種類入っているから効果が高い」と成分数だけで評価するのではなく、洗い流し用オイル美容液の処方を構成する美容成分として確認しておくのがよいでしょう。

ポアクリアセラムに使われているオイル成分を確認
ポアクリアセラムには、スクワランのほか、ホホバ種子油、ツバキ種子油、コメヌカ油、ヒマワリ種子油、マカデミア種子油、ユズ種子油など、複数のオイル系成分が配合されています。
ポアクリアセラムは洗い流し用オイル美容液なので、こうしたオイル成分が複数組み合わされている点も特徴のひとつです。
ただし、「オイルだから角栓を溶かす」「この植物オイルが黒ずみをなくす」といった説明はできません。
成分を確認したうえで実際に使う場合は、使用量や乳化の方法も合わせて確認しておきたいところです。
公式の「ホワイトコンプレックス」とは?
公式LPでは、「ホワイトコンプレックス」という名称も使用されています。
その中で、カニナバラ果実エキス(ローズヒップ)、フラーレン、トコフェロールなどが紹介されています。
ここで注意したいのは、「ホワイト」という名称をそのまま美白効果と結びつけないことです。
公式LPで「透明感」と表現されている箇所にも、「汚れを落とすことによる」「うるおいによる」といった注釈があります。
そのため、「シミが消える」「色素沈着を改善する」といった意味には広げず、公式がこの名称で成分を紹介しているという範囲で確認しておきましょう。
ポアクリアセラムは5つのフリー処方
ポアクリアセラムは、公式で次の5つを使用しない処方として案内されています。
- 合成着色料
- パラベン
- アルコール
- サルフェート
- 鉱物油
パラベンやアルコールなどの有無を確認して化粧品を選びたい方にとっては、判断材料のひとつになります。
ただし、5つのフリー処方だから誰にでも刺激がない、敏感肌でも安全という意味ではありません。
また、パラベンや鉱物油などを「肌に悪い成分」と考える必要もありません。
フリー処方については、「公式ではこの5成分を使用しない設計として案内している」という事実として確認するのが適切です。
ポアクリアセラムの全成分を確認したい場合は?
成分をさらに細かく比較したい方は、最終的に商品の全成分表示を確認しておくと安心です。
今回確認した公式LPや公式商品ページでは、4種の角栓洗浄成分、AHA・BHA、17種の美容成分などは確認できましたが、完全な全成分表示までは確認できませんでした。
そのため、この記事では第三者サイトの情報から不足分を補って「全成分」として掲載することはしていません。
全成分を確認したい場合は、購入時点の公式情報や商品パッケージに記載された最新の表示を確認してください。
最新の商品情報や販売条件を確認したい場合は、公式ページをチェックしておくと確実です。
成分から見るポアクリアセラムの特徴
ここまでの内容を整理すると、ポアクリアセラムは次のような設計の商品として見ることができます。
- 角栓汚れの洗浄に着目した4種の成分が紹介されている
- AHAとしてグリコール酸、BHAとしてサリチル酸を配合している
- 保湿・ハリを与える成分として17種の美容成分を配合している
- 肌になじませて乳化し、洗い流して使うオイル美容液である

個人的には、ポアクリアセラムの成分を見るときは、「AHAが入っている」「美容成分が17種類ある」と個々の成分だけを見るより、洗浄に着目した成分と美容成分を組み合わせた洗い流し用オイル美容液として全体を見るほうが判断しやすいと感じます。
配合成分は購入判断のひとつの材料ですが、実際の使用感や自分の肌との相性まで成分表だけで分かるわけではありません。
成分面を確認したあとは、口コミや使い方、デメリット、価格なども合わせて見ると、商品全体を判断しやすくなります。
⇒ CHPT.9 ポアクリアセラムについて詳しくまとめた記事
敏感肌でもポアクリアセラムは使える?
ポアクリアセラムが敏感肌に使えるかどうかは、成分表だけを見て一律に判断することはできません。
AHAとしてグリコール酸、BHAとしてサリチル酸が配合されていますが、それだけを理由に「敏感肌には使えない」と断定することはできません。
反対に、人の肌の状態や元々の肌質は十人十色です。そのため5つのフリー処方だから「敏感肌でも安心」と保証することもできません。
肌質や使用感には個人差があります。
使用中に赤み、かゆみ、刺激など気になる異常を感じた場合は使用を中止し、商品の注意事項に沿って対応しましょう。
AHA・BHAは毎日使って大丈夫?
公式LPでは、ポアクリアセラムについて朝・夜どちらでも使用できる旨が案内されています。
ただし、「使用回数を増やすほどよい」「毎日使えば早く毛穴悩みが改善する」という意味ではありません。
特にポアクリアセラムは、乾いた手と顔になじませたあと、水またはぬるま湯を加えて乳化し、十分に洗い流す流れになっています。
AHA・BHAという成分名だけではなく、正しい使い方まで含めて確認しておきましょう。
ポアクリアセラムの成分についてよくある質問
サリチル酸は入っていますか?
はい。現在確認できる公式LPでは、BHAとしてサリチル酸が掲載されています。
グリコール酸は入っていますか?
はい。公式LPでは、AHAとしてグリコール酸が掲載されています。
AHA・BHAの濃度は何%ですか?
今回確認した公式情報では、グリコール酸とサリチル酸の詳しい配合濃度は確認できませんでした。
濃度については推測せず、最新の公式情報を確認してください。
アルコールは入っていますか?
公式では、アルコールを使用しないフリー処方として案内されています。
パラベンは入っていますか?
公式では、パラベンを使用しない処方として案内されています。
鉱物油は使われていますか?
公式では、鉱物油を使用しないフリー処方として案内されています。
敏感肌でも使えますか?
敏感肌に使用できるかどうかを成分だけから一律に判断することはできません。
肌質には個人差があるため、公式の使用上の注意を確認したうえで判断してください。
ポアクリアセラムの成分まとめ
ポアクリアセラムは、公式で角栓汚れの洗浄に着目した4種の成分に加え、AHAとしてグリコール酸、BHAとしてサリチル酸を配合した洗い流し用オイル美容液です。
さらに、フラーレンやスクワラン、ホホバ種子油などを含む17種の美容成分が、保湿・ハリを与える成分として紹介されています。
合成着色料、パラベン、アルコール、サルフェート、鉱物油を使用しない5つのフリー処方も案内されています。
ただし、「AHA・BHAが入っているから毛穴が改善する」「サリチル酸が入っているから角栓が必ず取れる」など、特定の成分だけから商品の効果を判断することはできません。
成分について確認できたら、次は実際の口コミや使い方、デメリット、価格なども合わせて確認すると、自分に合う商品か総合的に判断しやすくなります。
口コミや注意点、使い方、価格までまとめて確認したい方は、ポアクリアセラムの総合ページも参考にしてください。
